相続人間で遺産分割の話し合いは終了していたが、具体的な遺産分割手続きが出来なかったので、その手続きを代行したケース

1 ご相談内容

母が亡くなったとして、その相続人の方が全員で一緒に当事務所に来られました。

相談内容としては、遺産の分配方法については合意しているのだが、その遺産が、銀行の預貯金に留まらず、複数の不動産、株券と多種多様であり、その手続きに窮しているとのことでした。

また、その際、遺産の内容が多種多様なので、相続税についても不安があるということでした。

 

2 解決方法

まず、相続税については、当事務所の協力税理士に相談し、対処してもらいました。

次に、不動産の名義移転については、当事務所の協力司法書士に相談し、相続人の希望通り、不動産の名義移転を行いました。

銀行の預貯金の払い戻し、株券の名義移転については、当事務所の弁護士が、関係機関と交渉し、必要書類を集め、相談者の方には、一度だけ、当事務所の弁護士と共に、金融機関や証券会社に赴くだけで、預貯金の払い戻しと株式の名義移転をすることが出来ました。

ご相談者の方には、煩雑な作業をせずに、遺産分割が集結したとして、喜んで頂けました。